智内威雄コンサート
17日は、左手のピアニスト智内威雄さんのコンサート「左手のピアノ音楽史編纂プロジェクト〜バッハを中心とするバロック時代編〜」でした。
せっかく大阪まで出るなら、夕食をみんなで食べようと、始めはフェニックスホール上のレストランへ行く予定が改装工事で休みの為、近くの゛6年4組゛という居酒屋さんへ。
学校をモチーフにしているので、お皿は、給食で使っていたアルマイトの皿。
メニューもきなこ揚げパンなど給食メニューがありました。
途中で抜き打ちテストがありました。
理科なんてすっかり忘れてます。
みんなは一生懸命解いてましたが、諦めて適当に書いたら、40点でした。(苦笑)
あいおいニッセイ同和損保ビルにあるザ・フェニックスホールは、平土間の1階席と階段状の2階席がありました。
別に手元を見なくてもいいわと1階席上手に座ったのですが、思いの外いい席でした。
グランドピアノの天板を開けているので、ピアノの響きが直撃。
譜面台にピアノのハンマーの動きが見え、飽きません。
バッハ特集で、1部も2部もバッハ漬けです。
解説によると、クラッシック音楽や今の音楽の基礎が全て築き上げているのが、バッハだとか…
この頃の作曲がコードの展開だけなので、ジャズのように即興で展開していくこともあったとか…
同じ曲を編曲者を変えて展開していき、バッハのいろんな楽しみ方を教えてもらいました。
前半の前半は、智内さんの弟子・有馬圭亮さんの演奏でした。
有馬さんの演奏を聞いてから、智内さんの演奏を聞くと、さすがは師匠!と絶賛です。
音量が全く違います。
そして、智内さんは、音の切れ目なく、響きが続いていました。
2部で演奏したグノーのアベマリアの原曲がバッハだったなんて、ビックリ!
「シャコンヌ」は、圧巻でした。
アンコールの最後に弾いたスクリャーピン「前奏曲」「夜想曲」を毎回演奏してくれますが、今までで聞いた中で一番表情豊かでした。
アンコールの時には、夜景が見えるホールだと聞いていましたが、とても開くような場所はなく、どうなるんだろう?と思っていたら、ステージ後ろの壁だと思っていた所がいきなり上がっていきました。
ガラス張りになり、夜景の綺麗な事。
また新たな気分でコンサートを聞けました。
頭痛が続き、食べ過ぎで絶対寝てしまう…と危惧してたのですが、全くそんなこともなく、最後まで聞け、感動のコンサートでした。
それにしても、なかなか治らない頭痛の原因って、PMなのかしら?